ツインテールの思い出。

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    ツインテール 中学生

     

    ツインテールの思い出と言えば

     

    初恋の人のこと。

     

    小学生の時から好きだったその子とは

     

    中学に上がり別々のクラスに。

     

    中学は9クラスくらいあり、クラスが違えば

     

    ほぼ交流はなくなってしまいます。

     

    ところが、美術の授業で突然の再会が訪れました。

     

    美術の授業は2クラス合同で行うのですが

     

    それがたまたまその子のいるクラスになったわけで。

     

    授業内容はデッサン。

     

    先を尖らせた割りばしに墨をつけて描くというもの。

     

    そのモデルに選ばれたのがその子でした。

     

    恥ずかしそうに教壇にあがり、椅子に座ります。

     

    私は使命感というか、執念というか

     

    とにかく、誰よりも上手に、綺麗にその子を描こうと

     

    そう思いました。

     

    しかし、中学の美術で行う人物デッサン。

     

    そうそう上手くは描けません。

     

    何度描いても納得できない。

     

    ツインテールをもっと美しく、とか

     

    頬のラインはこうじゃない、とか。

     

    指は細くて長い、とか。

     

    休憩時間も、放課後も作業に費やしました。

     

    きっと、先生も呆れていたことだと思います。

     

    本来は人物デッサンの後、背景も描かなければならなかったのですが

     

    私は先へ進むことができませんでした。

     

    そして課題提出の日。

     

    結局、私は提出することができませんでした。

     

    採点は作業過程でつけられていたので、赤点とはなりませんでしたが

     

    未完成のデッサンは、今でも実家の本棚で眠っています。

     

    今思えば、私は何1つ、その子を見ていなかったのではないかと思います。

     

    つまり、淡い恋心が妄想の中で描く理想の少女を描こうとしていたのかもしれません。

     

    そんな人物は存在しないのですから、完成もあり得ないでしょう。

     

    では、今なら描けるかーー?

     

    どうでしょうね。

     

    なんとなく、あの時のまま時間が止まっている気がして

     

    そうすると、あの少女はもう存在しないわけですから

     

    やはり、絵の完成はないのでしょう。

     

    未完成の絵と気持ち。

     

    ツインテールを見ると、そんなことを思い出します。

     

    っていう妄想。

     


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