諦めるということを諦めるということ。

0
    JUGEMテーマ:コラム

    最近、小説を読んで泣くことが多い。

    と、いうかほぼ毎回泣く。

    内容に関わらずである。

    そこに書かれた物語で泣く場合、たいていは途中で泣いて、読了後はため息をつく。

    物語の終わってしまった焦燥感の方が強いからだろうか。

    それとは違って、小説そのものに感動して泣いてしまうのだ。

    「嗚呼、小説とふものがあつて良かつた」

    まぁ、そんな感じだ。

    例えば、雨の日に傘が手元にあって、泣くことはあまりないだろう。

    もちろん、ずぶ濡れになるのはごめんだが、なくてもどうにかはなる。

    言うなれば、食べ物に対する感謝に近いだろうか。

    とてつもない空腹時に、やっとありつけた食事は、別格に感じるかもしれない。

    食事の味付けや、食感に感動して泣き、それを終えると、今度は食事をできたことに感謝して泣く。

    そういうことがあるかもしれない。

    存在そのものに感謝する、ということが日常(人生)でどれほどあるだろうか。

    例えば、愛する人がいて、子供がいて、親がいて・・・・・・つまり、家族とは

    そういった感動を与えてくれるもっとも身近ものかもしれない。

    生きているいてくれるだけで、感謝。生まれてきてくれたことに感謝。

    考えてみれば、感謝はいつだってできるし、そういうものを天は与えてくれている。

    「ああ、小説というものがあって良かった」

    これは

    「ああ、愛する人がこの世に生まれてくれて良かった」

    にとても近い。

    では、命はどうだろうか。

    命は近すぎると思う。命は尊く、生きているだけで丸儲けなのだが

    それは、常に死の可能性をはらんでおり、しかも、潜在的に人はそれを感じている。

    つまり、意識するしないに関わらず、自分が明日死んでしまうかもしれないと、本能的に頭の片隅にへばりついているのだ。

    小説を辞めようと思った。

    何もかも諦めて、何もせずに、何も求めず、何も生み出さず、何も感じないまま終わろうと思った。

    そうすれば、明日から小説のことを考えずに済む。

    ・・・・・・果たしてそうか?

    この世界は物語に満ちていて、それを表現する最小単位としての小説の存在に心から感謝しておいて

    今更、なかったことにできるのか?

    腐れ縁というものがある。

    腐っても切れない縁。

    それこそ、頭の片隅にへばりついている、それのこと。

    逃げられない。腐れ縁は切れない。

    では、どうすれば良いのか。

    諦めよう。諦めることを諦めよう。

    白旗を掲げ、両手を挙げよう。

    降参だ。

    いつからそうなったのか――。

    小説との腐れ縁が生まれてしまったことが、幸か不幸かはわからない。

    いずれにせよ、一生付き合っていかなければならない。

    そう思えば、無駄なあがきは辞めようと思える。

    どうせ逃げられはしない。

    頭の片隅で、命と小説が癒着しているのだ。
     

    【東京おだずもっこTV】第19回

    0
      JUGEMテーマ:つぶやき。

      今回の放送を一言で言うならば「猟奇的な桑さん」といった感じでしょうか。

      冒頭、舞さんの浴衣で涼やかな雰囲気が一変、後半は猟奇的な展開に・・・・・・。

      (舞さんの持つうちわが、モザイクに見えるのは私だけでしょうか)

      おだずもっこTV

      「一般人に戻りたい、普通に戻りたい」という桑さんの心の叫び。

      それに対して、一同からの

      「桑さん、普通だったことないよ」

      という、無慈悲な言葉。

      この辺りから、桑さんの猟奇的な一面が顔を覗かせます。

      視聴者からもツッコミが――。

      おだずもっこTV

      ガールズバーでの話をする桑さんに、一同がツッコむと・・・・・・。

      突然の再起動(笑)

      冒頭のウィンドウズ10トークからの、見事な伏線の回収ですね。

      おだずもっこTV

      今回も、ほぼ雑談なんですが、もう毎回こんな感じなんで謝りません。

      ご視聴ありがとうございました。

       

      桑さんのラインスタンプ第2弾が早くも登場!

      ラインスタンプ 赤ちゃん
      今回は、赤ちゃんとコウノトリがママの所に来るまでの
      ストーリー仕立て40個入り!
       

      【東京おだずもっこTV】ニコニコ生放送で毎週水曜日21時から放送中!

      おだずもっこTV ロゴ

      東北出身の4人が東京から東北の魅力をお伝えするバラエティ番組!

      【出演】
      ■桑原コウイチ.-クワハラコウイチ-
      宮城県塩釜市出身。クリエイター。

      ■北湯口舞-キタユグチマイ-
      岩手県遠野市出身ミュージシャン。

      ■あがいん直-アガインチョク-
      宮城県多賀城市出身お笑い芸人。

      ■ルネ金野-ルネコンノ-
      宮城県栗原市出身お笑い芸人。

      ■構成 酒井貴司

      ■制作 アットオー企画

      毎週水曜21〜(30分間)
       【ニコニコミュニティ】東京おだずもっこTV

       

      【東京おだずもっこTV】第18回

      0
        JUGEMテーマ:つぶやき。

        はい、今回は「レッド(桑さん)ガオるの巻き」ってところでしょうか。

        桑さん特集ですよ。

        ガオるは東北弁で体調が悪いという意味らしいです。

        なかなか響きの良い言葉なので、流行ると良いですよね。

        東京おだずもっこTV

        トーク内容は、直さんのお寺ライブでの話。

        東京おだずもっこTV

        いつもに増して、怪しいレッド(桑さん)。

        東京おだずもっこTV

        最終的には、視聴者から応援のメッセージが!

        ヒーローショー的なノリですが、最後までレッド(桑さん)は立ち上がらず・・・・・・。

        ちなみに、舞さんも名前が欲しいと言ったところ、演者から間髪入れず

        「出っ歯」という答えが・・・・・・。

        いや、それはあんまりだろぅ!

        今回もほぼ雑談で終わりましたが、ご視聴ありがとうございました。
         

        桑さんのラインスタンプ第2弾が早くも登場!

        ラインスタンプ 赤ちゃん
        今回は、赤ちゃんとコウノトリがママの所に来るまでの
        ストーリー仕立て40個入り!
         

        【東京おだずもっこTV】ニコニコ生放送で毎週水曜日21時から放送中!

        おだずもっこTV ロゴ

        東北出身の4人が東京から東北の魅力をお伝えするバラエティ番組!

        【出演】
        ■桑原コウイチ.-クワハラコウイチ-
        宮城県塩釜市出身。クリエイター。

        ■北湯口舞-キタユグチマイ-
        岩手県遠野市出身ミュージシャン。

        ■あがいん直-アガインチョク-
        宮城県多賀城市出身お笑い芸人。

        ■ルネ金野-ルネコンノ-
        宮城県栗原市出身お笑い芸人。

        ■構成 酒井貴司

        ■制作 アットオー企画

        毎週水曜21〜(30分間)
         【ニコニコミュニティ】東京おだずもっこTV


         

        【スナック場末シリーズА枩仞僂澆硫岫

        0
          JUGEMテーマ:自作小説

          石積みの花


          私は幻を見たのだろうか。
          その漁村に足を踏み入れようと思ったのは、単なる好奇心からだったかもしれない。しかし、運命というものがいわゆる結果論だとすれば、その好奇心さえも、歯車の一つだったと言えるかもしれない。
          誰かに強制されるでもなく、自分の意思で漁村に足を踏み入れた。それはつまり、逃げ出す術を失ったということになる。
          おおよそ、禁忌の蓋は、好奇心によって開かれるのだ。


          その日は十二日の木曜日だった。何か良くないことが起こる前日としては申し分ない。穏やかな波とは裏腹に、男の胸中はざわついていた。
          「今日さ、漁村へ行ってみたんだ」
          濁った目の男が思わせぶりに言った。が、ヒロミは平然としてる。
          「へぇ。で、何かおもしろいものでもあったの?」

          ――ママは知らないのだろうか。

          男は首を傾げた。
          「何もなかったよ――人の気配さえね」
          「どういうこと?」
          「だから、何もなかったんだよ。廃村さ。かつて人が生活していたであろう残滓が、寂しく転がっていただけだ。数年、いや数十年前からそうなのかもしれない」
          そう言って、男は廃屋に積まれていた新聞の日付を思い出す。
          ヒロミは眉をひそめた。男の言わんとすることが想像できたからだ。
          「だって、ほら・・・・・・」
          歯切れの悪い言葉に、男がゆっくりと頷いた。
          「あの子、ノンちゃんだっけ。漁村に住んでるって言ってなかったかい?」
          「住んでるってのは、聞いた話だから。実際に確かめたわけじゃないのよ」
          「漁村には?」
          「行ったことないわね。話は先代のママから聞いたのよ」
          男は腕組みをしたまま、目を閉じ、そのまま黙りこくった。
          考えて見れば、当初からある種の違和感はあった。座敷童子のような格好。つまり、子ども用の着物である。現代でその格好を目にするのは七五三の時くらいだろう。どことなく変った子だとは思ってはいたが、それだけでは説明できない事態となったことは間違いない。
          「でもね、ノンちゃんは悪い子じゃないと思うの」
          「なにもそんな風に思っちゃいないさ」
          「だって、魚、くれるし・・・・・・」
          「え、そこ?」
          男の肘が、カウンターからズレ落ちた。
          「冗談よ。それに、得体が知れないって意味ではアンタの方がよっぽどじゃない」
          「そ、そうかな?」
          男は返す言葉が見つからない。自らの清廉潔白を証明する方法が手近に見当たらなかったのだ。
          「だってアンタ、ここにいる時以外は、どこで何してるのよ」
          男はムキになって答えた。
          「そりゃまぁ、木の洞を転々としてるよ」
          ヒロミの目が点になる。少し考えた後、ヒロミは出来るだけ嫌みっぽく聞こえるように言葉を返した。
          「友だちの家を転々としてるみたいな言い方しないで。もっともらしく聞こえてしまうから」
          「そりゃ失敬。とにかく、なんだか嫌な予感がするんだ。他に何か知っていることは? 何でも良いんだ。例えば、家族の話とか」
          珍しく生気の宿った男の目をジッと見て、ヒロミは肩をすくめた。
          「考えすぎだと思うけどね――」
          ヒロミは、あごに手を添え黙考した。
          「そういえば以前、何かを探してるって言ってたような気もするわね」
          「まさか・・・・・・」
          男は小さく呟いた。
          現代社会に似つかわしくない格好をした少女が、崖の下で探すものとは何だろうか――ましてや、その崖は自殺の名所である。男は、ふと思い出してゾッとする。そういえば、あの子に足はあっただろうか。そこまで考え、すぐに思い直した。足はあった。毎度、ドタバタと大きな音を立てて走り込んでくるではないか。そう思い、ほっと胸をなで下ろした。
          その時、男のこめかみに一筋、汗が流れた。それを見て、ヒロミはある事に気づく。
          「ちょっと待って・・・・・・・・・・・・暑くない?」
          「うん。暑い」
          男は頷いた。
          「そうよね。エアコン、つけ忘れてた」
          ヒロミは小さく下を出して笑うと、レジ台の下にある引き出しを開けた。リモコンはいつもそこにしまってある。
          「あれ? 何かしらコレ・・・・・・」
          引き出しの奥に、見慣れない大学ノートがあった。もっとも、それ自体は特段珍しいことではない。掃除をしている時などに、先代のママが残していった遺物を発見することが、しばしばあったからである。その時ヒロミの目に留まったのは、そのノートからはみ出した、古い新聞紙の切り抜きだった。
          恐らく、それだけでは見過ごしていたかもしれない。しかし、その記事に写る写真に見覚えがあったのだ。
          「ねぇ、この場所って」
          ヒロミはノートを取り出し、記事を丁寧に引き抜くと、それを男に差し出した。
          「これって・・・・・・断崖絶壁?」
          そう言われてみると、似ているような気もする。
          男は思わず、息を呑んだ。
          記事の見出しには、こう書かれていた。

          【一家心中か? 3人を乗せた車が、崖から転落】

          日付の部分は残っていない。が、紙の状態からみて、十年かそれ以上前だろう。文字の一部は、擦れて読めなくなっていた。
          「なぁママ。幽霊に足はあると思うかい?」
          男が唐突に言った。言わんとすることは、ヒロミにも理解できた。しかし、ヒロミはノンのことを疑ったりはしない。
          「そうね。足があるかどうかはわからないけど、少なくとも魚はくれないと思うわよ」
          「――その通りだよ」
          もちろん、男も本気で疑っているわけではない。そういう可能性もあると、そう言いたかっただけだ。漁村に人がいなかったことに関しても、何か別の理由があるのかもしれない。聞き間違いか――それとも、故意に何かを隠しているのか・・・・・・。いずれにせよ、性急な結論は避けるべきだろう。
          男には、もう一つ気がかりなことがあった。あの日の記憶である。崖の上にいたはずが、気が付くとびしょ濡れで店の前に立っていたこと。雨は降っていなかった。あの時、自分に何が起こったのか。
          これは偶然だろうか――偶然、不思議な出来事が連鎖している?
          胸のざわつきが伝播したのだろうか。
          先ほどまで穏やかだった海は、何時しかうねりを増していたのだった。まるで、あふれ出した災いを覆い隠すように。

          ――続

          【東京おだずもっこTV】第17回

          0
            JUGEMテーマ:つぶやき。

            今回は、桑さんの酸っぱい話からスタート。

            ニコ生 おだずもっこTV

            これは何かのフリなのか・・・・・・?


            ニコ生 おだずもっこTV

            はい、フリでした〜。

            食べたものを甘く感じさせるというミラクルフルーツのタブレット。

            これは先日、私がバナナワニ園で入手してきたものですね。

            くじ引きで、直さんだけ普通に酸っぱいものを食べるというオイシイ展開。

            ニコ生 おだずもっこTV

            これが――。

            ニコ生 おだずもっこTV

            このリアクションに! 

            金ちゃんの「甘め〜!」

            いい顔していますね(笑)

            この後も酸っぱい駄菓子とか試してみますが、おおむね甘くなるようですが

            そもそも酸っぱを楽しむお菓子なので酸っぱくなくなると

            美味しくはないそうです。

            予定ではこの後、酸っぱいトークをするはずだったのですが、盛り上がり過ぎて

            そのまま番組終了。

            なんだかユーチューバーみたいな内容でしたけど、たまにはいいよね。

             

            桑さんのラインスタンプ第2弾が早くも登場!

            ラインスタンプ 赤ちゃん
            今回は、赤ちゃんとコウノトリがママの所に来るまでの
            ストーリー仕立て40個入り!
             

            【東京おだずもっこTV】ニコニコ生放送で毎週水曜日21時から放送中!

            おだずもっこTV ロゴ

            東北出身の4人が東京から東北の魅力をお伝えするバラエティ番組!

            【出演】
            ■桑原コウイチ.-クワハラコウイチ-
            宮城県塩釜市出身。クリエイター。

            ■北湯口舞-キタユグチマイ-
            岩手県遠野市出身ミュージシャン。

            ■あがいん直-アガインチョク-
            宮城県多賀城市出身お笑い芸人。

            ■ルネ金野-ルネコンノ-
            宮城県栗原市出身お笑い芸人。

            ■構成 酒井貴司

            ■制作 アットオー企画

            毎週水曜21〜(30分間)
             【ニコニコミュニティ】東京おだずもっこTV


            calendar

            S M T W T F S
                  1
            2345678
            9101112131415
            16171819202122
            23242526272829
            30      
            << April 2017 >>

            selected entries

            categories

            archives

            recommend

            links

            profile

            書いた記事数:320 最後に更新した日:2017/01/01

            search this site.

            others

            mobile

            qrcode

            powered

            無料ブログ作成サービス JUGEM